NewsLetter No.11
(在日中国科学技術者聯盟交流誌)1999年12月24日第11期
目 録
聯盟会長就任にあたって
張 中
新年度在日中国科学技術者聯盟の会長に選ばれ、皆様のご支持とご信頼を心から感謝します。また、責任もずっしりと感しております。これからは会員、理事の皆様から一層の御支援を頂きたくお願い申し上げます。
前年度、聯盟は朱亞峰会長、聯盟理事会の皆さんの活躍によって各方面において多大な成果を挙げ、中日両国の関連部門および会員の皆さんから賞賛を頂きました。新理事会は引き続き”務実、架橋、貢献”の理念に基づいて以下の面で一層努力していきたいと思います。まず、実効性を重視し、数を絞って小規模ながら確実な交流プロジェクトを推進します。新年度の重点プロジェクトとして、聯盟の中国研究開発基地として中国科学院に研究開発センターを設立すること、国務院及び地方僑弁と協力し、地方への科学技術・経済項目の紹介などを確実に進めていきたいと思います。また、中日両国間の橋渡し役を果たすと共に、会員間の”掛け橋”としての役割も重視し、聯盟の各協会及び協会間の会員交流をもっと深めて行きたいと思っており、在日その他の華人団体との提携も行っていきたいと思います。聯盟の”務実”の伝統を守り、着実な活動を通して中国の経済建設、中日両国の交流、会員間・在日華人間の交流に貢献していきたいと思います。
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1999年はあとわずかとなりました。この1年我々聯盟にとってどういう年てあったか、そして希望を満ちいた2000年を聯盟にとってどんなものにするかを考える時でもあります。去る12月5日に年1度の聯盟の会員大会が東京で開かれ、新しい理事会が誕生されました。ここで聯盟の現在までの歩みについて皆さんと一緒に振り返ってみたいと思います。
1994年5月15に産声を上げた在日中国科学技術者聯盟は数多くの在日中国科学技術者の強い要望に応え、中国科学技術協会、中国大使館及び日本の各友好団体の協力を得て創立されました。創立時は部制度をとって活動をしていましたが、会員の活動しやすくするため途中で専門分野を活動の基本単位とする分会制に移り変え、現在では6分会、約600名の在日中国科学技術者を会員にもつ在日中国人の最大の科学技術者団体となりました。歴届理事会の理事、そして何よりも大勢熱心な会員たちの努力によって聯盟はこの6年間、セミナー、国際シンポジウムなどの学術集会や、スポーツ大会、懇親交流会などを通じ会員に交流の場を提供すると同時に、帰国交流団、帰国考察団、帰国服務団などを中国に派遣し会員の為国服務の橋渡し役を忠実に務め、直接或いは間接的に祖国の経済建設に力を尽くしてきました。よって中国教育部、中国国家人事部、中国国務院僑辨、国家自然科学基金委員会、中国科学技術協会、中国科学院など中国の政府機関及び各省、市、自治区政府、各大学、研究所より高く評価され、現在では在日中国科学技術者のみでなく中国国内にも広く知られるようになりました。6年の活動を経て、聯盟は現在中国国内の各部門や団体などとの間に密接な協力関係を築き上げました。今年に入って聯盟が中国国務院僑辨の依頼を受け、美中科技経貿促進総会、中国旅美専家教授聯合会、澳大利亜澳華科技協会及び香港華僑華人総会と一緒に青島華僑科技園の共同主辨単位となり、直接中国の経済建設に参入する形で「為国服務」の宗旨を実現することができました。また、現在中国科学院や中日経済科技交流協会との間では北京で「共同研究開発センター」を設立するこ
とについて実務レベルで協議を行っており、これが実現すれば、聯盟の「務実、架橋、貢献」とのスローガンが実る時代に入ることを意味します。
このように聯盟の知名度の高揚に伴い聯盟に対する期待も高まると予想されます。聯盟を新しい時代の要求に対応できるものにレベルアップさせることがこれからの急務となります。幸いにも新理事会が大変実務型の構成であり、また新任会長の張中博士は聯盟創立当時からの功労者でもあり、会員のみなさんには多大の信頼を受けております。張中新会長をはじめとする理事会、そして聯盟全会員の努力の下で聯盟がさらなる発展を遂げることを期待します。
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科学技術者聯盟99年度会員交流大会盛大に開催
在日中国科学技術者聯盟99年度会員交流大会が12月5日午後日中友好会館2階ホールにて盛大に開催されました。領事部羅田廣総領事、大使館教育処孫建明一等書記官、領事部李輝書記官らが大会に参加し、重要な発言を行いました。大会では、この一年間の活動を総括し、理事を増改選しました。理事会では張中博士を聯盟の新しい会長として選出しました。年末多忙な時期にもかかわらず、50名の会員が交流大会に参加しました。
交流大会の冒頭と最後の懇談会で、羅田廣総領事と孫建明書記官が国内の情勢を説明し、在日中国人の地位向上や中日交流の促進における聯盟の貢献を賛えた上、今後は着実に活動を展開し、中国の発展と中日交流のために引き続き努力するよう、と期待を述べました。
交流大会は三部分に分けて行われました。まず、交流活動報告では、趙輝博士と朱亜峰博士はそれぞれ教育部留日学者服務団活動と「国務院僑辨百人博士団」活動を紹介しました。さらに、朱博士は中国建国50周年祝賀行事に参加した感想として、祖国の目覚ましい発展を実感したと共に、われわれがやらなければならないかつできることがたくさんあると発言しました。そして、高学明博士は中日科学技術及び経済交流協会との交流協力活動の展開状況を報告し、張中博士は年末広州交流会を説明し、参加者を募りました。そのあと、戴昭宇医師が医薬協会のこの一年間の主な活動を紹介しました。
次に、会員大会が開催され、聯盟前会長朱亜峰博士は聯盟の活動を報告し、銭祝慧理事は聯盟規約修正案について説明し、承認されました。聯盟理事の増改選では、朱亜峰博士ら11名の理事が再選されました。また、張紹良博士、李頡博士ら9名の新しい理事が選出されました。
最後に懇談会が開かれ、参加者は歓談したり、ビンゴーゲームを楽しんだりして、大変和やかな一時を過ごしました。
(陳 軍)
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聯盟会員交流大会で承認された聯盟規約修正についてご報告します。修正した規約の新しい条項は下記の通りです。
第6条 入会
1、希望加入本聯盟正会員、学生会員者,須先由本人提出書面申請,経理事会批准后才能成為会員;
2、讃助会員和名誉会員入会時,須由会長或理事三人以上聯名推荐,其会員資格須経理事会批准。
第7条 会費和入会金について
本連盟不収入会費、也不設年会費制度。但為維持年度活動費用、対賛助会員収賛助費(1口 50.000 円)、并対会員設寄付金制度(1口500円)。交納賛助費和寄付金的、在聯盟ホームページ上公布。
此外、聯盟年中挙行的各種活動費用、由実際参加者交納。
第11条:
1、理事会由7名以上至若干名構成;其中,会長1名,副会長3名,秘書長1名;
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聯盟理事会挙行増改選、張中当選新会長
楊克儉
12月5日,在日中国科学技術者聯盟于東京日中友好会館2F中廳舉行年会,進行了聯盟理事会的増選改選。増選改選結果如下:
新一届聯盟理事会由下列成員組成:朱亞峰、寿国梁、曹東輝、張 中、陳乃宏、高学明、杜明遠、錢祝慧、陳 軍、戴昭宇、韓登營、賀衞東、紀曉惠、李海鴎、李建華、劉克辛、王春華、楊金宇、楊克儉、趙 輝、査倫美、黄光偉、李 頡、劉興軍、王 曉、夏宝森、辛 平、楊維興、張紹良、周益春。
朱亜峰前会長期満離任、張中先生当選爲新任会長。張中先生1982年畢業于山東大学計算机系,1991年3月于日本東北大学取得工学博士学位,現就職于富士通株式会社,專業研究領域爲数字通信處理、音声識別、文字圖形處理、人工知能等,主要从事数字音声識別系統、中文語句輸入漢字變換系統、手寫文字處理系統的研制和開發。現在是富士通株式会社国際營業本部中国業務担当。
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為在日留学人員特別是江省籍的留学人員提供一個了解寧波、認識寧波及与寧波進行科技交流的機会、同時為寧波市的改革開放政策以及最新提出的科技興市政策以及留学
人員創業政策作一個宣伝、並為在日留学人員与寧波市的交流起一個牽線架橋的目。将於年末組織寧波考察及科技交流活動。申請参加本次活動的17人。
★時期:1999年12月27日-29日
★活動内容
1).与寧波市政府以及有関企業的座談会。
2).参観寧波市保税区、寧波市高新技術区、寧波市留学生園区、並与各園区進行座談交流会。
★詳細はhttp://www.china3a.com/zjkに参考してください。
★主弁:在日浙江聯誼会、
★協弁:在日中国科学技術者聯盟、全日本中国人博士協会
★後援:寧波市人民政府
広州留学人員交流会の開催について
張 中
第2回広州留学人員交流会が12月27日?30日に開催するすることになりました。今回は国家人事部、教育部、科技部と広東省の主催で、各方面がかなり重視しておりま
す。第1回交流会への参加は、在日中国科学技術者聯盟が代表団を組織して成功に収めましたが、その実績が注目され今回も中国駐日大使館科技処、教育処の委託を受け
て代表団を組織することとなりました。
今回、聯盟専用の展示台を予約し、交流会の活動参加の他に広東省委、人大、人事庁など関連部門との交流活動も検討されております。
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医薬協会成立于1996年6月。3年来以開展学術交流活動為中心,主要従:
(1)会員間的相互交流,(2)与日中医薬学術界的交流,(3)与其他国家或地区的学術交流,等幾方面着手工作。本着"積極進取,量力而行;以我為主,循序漸進
"的方針,今年以来,本協会主導了如下一些活動:(a)利用黄金周,有7人應邀組団回国,走訪了深?、珠海、北京、天津的多家製薬企業,在京与国家中医薬管理局和国家薬品監督管理局領導座談,在天津挙行了第二届留日医薬学人学術報告会;(b)籌備併召開「98年度医薬協会学術交流年会」。有60多人参会,8人做学術報告(6月25日);(c)修訂了協会会章(3月~6月);(d)發動和組織編著「日本医薬与分子生物学前沿」(暫定名)一書(目前進行中);(e)進行「日本傳統医薬学現状与趨勢」一書中文繁体版的修訂(10月~11月);(f)籌備組団参加2000年1月在香港挙行的「国際中医薬学術交流会」,報名和投稿者達20余人;(g)開展対台湾震災的募捐活動(9月21日以来);(h)編集發行ACSEJ「医薬協会通信」(1月号,6月号已發行,12月号已部分發行)。
本協会還参与了如下一些小型的対外学術交流:(1)1月和3月由日中医学会組織的両次交流活動;(2)在2月?的「傳統医学評価研究会」上應邀就本協会加以介紹;(3)4月与東京臨床中医学研究会聯合組織中医学特別報告会;(4)6月在日本第50届東洋医学会総会和第48届全日本針灸学術大会期間展開交流;(5)6月召開有関日本中医学局勢及中日学術交流的座談会;(6)目前,正編集最新一期「医薬協会通信」,編集協会会員「論文摘要集」。
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