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第1期コースは5月開始予定
カリキュラム
一、基本訓練:
1、基本方位
(1)身体基本方位
(2)手の基本形態と位置
(3)足の基本形態と位置
2、下肢の訓練
(1)脚の動き
(2)膝の動き
(3)腿の動き
3、上半身の訓練
(1)頭の動き
(2)肩の動き
(3)胸部の動き
(4)腰部の動き
(5)腹部の動き
(6)背中の動き
4、奏感の訓練
(1)拍手律動
(2)肩律動
(3)足歩律動
(4)呼吸訓練
5、 表現の訓練
(1)即興表演
(2) 表現能力
二、舞踊組合〜民族舞踊
1、東北秧歌舞踊:
(1)上半身の動き
(2)脚の動き方
(3)腰の動き方
(4)手絹の舞花
(5)節奏律動
(6)表情訓練
(7)舞踊組合
2、チベット族舞踊:
(1)脚の動き
(1)手の動き
(2)脚の動き
(3)膝の動き
(4)長袖の動き
(5)呼吸訓練
(6)節奏訓練
(7)舞踊組合
授業時間:毎週日曜日午後4時半から6時まで
場 所:遼寧中医大学附属日本中医薬学院内
〒151−0053 東京都渋谷区代々木2−23−1
TEL:03−3370−0793
FAX:03−3370−0791
Email:zhang77jp@yahoo.co.jp
TEL:090−5785−8868(担当者)
地 図:ホームペイージhttp://www.chuigaku.co.jpを参照
費 用:10,500円/月(3回)
(兄弟2名以上参加の場合、割引あり)
中国民族芸術教育センター:ホームペイージhttp://neu.Wanshi.net/artを参照
申し込め方法:http://neu.wanshi.net/artを参照
後 援:
在日中国人科学技術者聯盟
在日遼寧同郷会
遼寧中医大学附属日本中医薬学院
遼寧中医医院
中国東北大学在日同窓会
*)4月27日舞踊教育コース無料見学
14:00−15:00中国民族舞踊の基本紹介
15:00−16:00舞踊授業見学
草の根の交流を大切に
楊克倹
「週刊チャイニーズドラゴン」発刊400期記念にあたり、御祝辞を申し述べる機会を得、誠に光栄に存じます。
何事もそうですが、最初の第一歩を踏み出すことは大変苦労と労力が必要です。発行人はじめ、編集部のご苦労が実って、今日の定着をみていると思います。
「継続は力なり」という言葉は真実です。数年前、多くの中国情報関係の新聞紙が桜のように咲いたブームがありました。その中で「週刊チャイニーズドラゴン」は、日本で唯一、日本語で中国の情報を発刊する週刊紙として、自分の特徴を守って、確実に発展してきました。現在、貴紙は中日交流の掛け橋としての大きな役割を担っています。発刊400期を迎えられましたことは誠にめでたく、「在日中国科学技術者聯盟」を代表し、心からお祝いを申し上げます。
「在日中国科学技術者聯盟」は中日法律研究会、机械技術者協会、生物科学及び環境協会、電気及び計算机応用協会、企業家聯誼会、医学と葯学協会、在日中国学者材料学会や土木建築技術者協会などの分科会から構成される在日中国人科学技術者のボランティア団体であり、中日両国草の根の交流促進を目指しています。在日中国人学者、研究者、技術者やハイテク企業の経営者の有志から構成され、今現在会員数は822人にも上り、半数以上は博士学位を持っています。本会の会員は主に1980年以後、中日国交正常化の受益者として、日本に来た留学生や技術者であり、中日両国で長く過ごした経験をもち、現在は日本の科学技術分野で活躍しています。「聯盟」は中日両国の発展と中日友好に貢献したいという趣旨に基づき、創立されました。
中日国交正常化以来、両国友好交流の中心は中日政府往来、経済交流です。しかし、草の根の交流、市民レベルの友好関係構築こそが本格的な中日友好関係の基礎だと思います。そして、これを大切にしなければ中日関係は危ういと思います。小学校の時から中日両国は「一衣帯水」の隣国だと聞いていますが、私は両国間の了解と理解は近隣にふさわしくなく、非常に足りないと思います。この現状は中国もしくは日本の一方的な問題ではなく、両国とも改善すべき点が多いものです。
私見を述べさせていただくと、中国では、日本に対する研究と理解はまだ浅いです。これからは中日関係の位置付けをさらに広い視野からすべきであり、歴史問題による過度の反日感情やナショナリズムを問題視すべきであり、寛容な心を持ち、初心に帰って新世紀の中日関係を構築すべきだと思います。一方日本では、明治維新時代の"脱アジア"思想の影響を今でも感じられ、中国だけではなく、アジアの国々 や人々に対し、先入観の影響 が強く、相手を知ろうとする気持ちは感じられるものの、理解しようとする本心が余り感じられないと思います。これから成長しているアジアにどう対面するかは、日本の最も重要な課題の一つだと言えるでしょう。
中国では「舎身処地」という言葉があります。これは、とりあえず自分の価値観や立場を傍らに置いて、相手の価値観や立場から考えてあげて、相手への理解を求めるということです。異民族間や異国間の本当の理解はこれが原点だろうと思います。もし今後中日両国間、特に市民間に、互いに「舎身処地」を意識しなら交流し始めるなら、近い将来に中日両国の国民は、"中国(日本)人なら、よく分かる"と言えるぐらいになり、中日両国は、本当の意味で親しい隣国になるでしょう。これは中日両国が子々孫々平和友好になる基礎だと思います。中日友好のため、草の根の交流を更に大切にしましょう。
草の根の交流拡大に、マスコミは重要な役割を果たしていると思います。この数年間、日本の多くのマスコミは在日中国人に関する報道に密入国者や犯罪者報道を中心にされていて、勤勉な在日中国人の主体、本会のような中日友好のため地味に努力している在日中国人の様子に余り目を向けていません。その中で「週刊チャイニーズドラゴン」は常に在日中国人主体を主要対象として報道することを念頭において、草の根の交流を大切にし、発刊を続けてこられたことに対し、心から感謝の意を申し上げます。
最後に「週刊チャイニーズドラゴン」のますますのご発展を祈念して御祝辞とします。